ホーリーバジルの種まきは難しいです。小さい種ですし、好光性種子ですので光に当てる必要があります。光に当てると、どうしても乾燥してしまいます。土をかければ光がとどきません。朝晩水を霧状に吹きかけてもなかなかうまく行きませんでした。そこで、確実に発芽させる方法を工夫してみました。ホーリーバジル(トゥルシー)は万能の薬草といわれ、特に「呼吸器系疾患や風邪などの感染症に効果がある」といわれています。つまり、新型コロナウイルス対策に栽培するのに最適のハーブです。そこで、急遽記事にして沢山の皆様にお伝えします。

【ポイント】

  • ホーリーバジルの種を水に漬けます。30分も漬けるとゲル状の膜がはってきます。
  • スプーンなどですくって、土に置く感じで蒔きます(埋めない)。
  • 下の写真のような卵容器のドーム(生卵のパッケージを切って作る透明な屋根)を使うと、非常に良い塩梅にバランスが取れ、確実に発芽するようになります。

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1.水に30分ほど付け膜をはらせる

 ホーリーバジルの種を水に漬けます。30分も漬けると、ゲル状の膜がちょうどよくはってきます。膜は寒天の様な感じになります。スプーンなどですくって、土に置く感じで蒔きます(埋めない事が大切です)。

注:上の写真では、ホーリーバジルと普通のバジルの種が混在しています。ホーリーバジルの種は小さいので直ぐに判別できます。

 30分もしたら、ゲル状の膜ができているのでスプーンですくいます。

 土は小さいポットなどに詰め、あらかじめ水をかけて湿らせておきます。そして、スプーンなどで土の上にそっと置きます。

2.楊枝で土を寄せる

 ホーリーバジルの種は好光性種子ですから、光を感じないと発芽しません。しかし、単に土の上に置いただけでは、乾燥してしまいますので、これまた発芽しません。

 そこで、楊枝を使って、種に少しだけ土を寄せてあげます。種には光が当たるようにするのが大切です。(下の写真では、土を寄せた後にほんの少しだけ種が光に当たるようになっています。)

(1)細かい作業なので省略してもかまわない

 下で説明する卵容器のドーム(生卵のパッケージを切って作る透明な屋根)を使えば、楊枝を使って細かい作業をする必要性は低くなります。細かい作業なので省略可能です。

3.生卵のパッケージを切って透明な屋根を作る

 上の様に工夫しても、発芽率は今一つでした。そこで、二回目の種まきをしました。その際に生卵のパッケージを切って透明な屋根を作ることにしました。

 実際に、生卵のパッケージを切って透明な屋根を作ってみると、大変良い塩梅になりました。まず、光を通しながらも、種を乾燥から守ります。そして、種が発芽した際にも、ドーム型になっているので、発芽したばかりの弱い芽を抑えつける心配はありません。

 また、水を遣る場合にドームの上からかけると、種を上手に避けて周辺部へ水が流れていきます。小さい種の場合は、種に直接水がかかってしまうと、種が土の中に流れ込んでしまいがちです。

(1)卵容器のドームの優れている点

 卵容器のドーム(生卵のパッケージを切って作る透明な屋根)を使って、ホーリーバジルを発芽させる場合の優れている点は次の通りです。

  • 光を通しながらも、種を乾燥から守ります。
  • 種が発芽した際にも、ドーム型になっているので、発芽したばかりの弱い芽を抑えつける心配はありません。
  • 水をドームの上からかけると、種を上手に避けて周辺部へ水が流れていきます(種が水で地中へ流されません)。
  • 適度な隙間がありますので、湿度過多になりません。
  • コストはゼロ円です。

4.毎日の水遣り:湿度過多にならないよう管理

 毎日の水遣りは、霧吹きでシュッシュッと水をかけてやります(卵ドームは当然外します)。ドームがあれば、一日に一度程度で良いでしょう。(もちろん、朝夕一度ずつ水を遣っていただいてもかまいません。)

 しかし、水の遣り過ぎはいけません。盲点になりがちですが、「水が切れると発芽しない」と考えると、つい湿度過多になりがちです。その意味からも、卵容器のドームは適度な隙間がありますので、良い塩梅です。

 今朝は非常に僅かな発芽の兆候を見つけ、さっそくドームを外しました。(あまり神経質になる事はありません。卵容器のドームなら良い塩梅です。)

5.小さい種・好光性種子の発芽を確実にする方法(様々な応用が可能)

 このように工夫すれば、ホーリーバジルだけでなく、小さい種・好光性種子の発芽を確実にする事が出来ます(シロバナタンポポにも好適です)。どうぞ、健康的なハーブなどを栽培してみてください。そして、植物を育てるのを楽しみながら新型コロナウイルスに打ち勝ちましょう。

 例えば、ミニトマトは嫌性種子なので、蒔くときは土を5ミリ程かぶせます。しかし、上から水をかけ続けると、種が意図せず土の中深くへもぐりがちです。そのため、発芽しない事が良くあります。そして、後日土を動かしてみると、それが意図せず丁度よい深さになって、そこから(本来の計画よりも大分遅れて)発芽することがあります。(下の写真の中のミニトマトの双葉は、蒔いた種がそのように遅れて発芽したものを保護したものです。正常に発芽した苗は、蕾が出てきて定植寸前の状態です。)ミニトマトは本来発芽率の高い種子ですので、ちょっと工夫してあげると良い結果につながります。ミニトマトは嫌性種子なので湿度を保つだけなら新聞紙などで蓋をしてやってもよいのですが、発芽を見逃すと青白い若苗になってしまいかねません。透明な方が発芽したかどうか解りやすいですし、発芽した後は日照が必要です。

 下は続々と発芽するホーリーバジルです。発芽した場所のドームは外しました。(ホーリーバジルは低温に弱いため室内で播種・育苗中。植物用LEDライト使用。)

 卵容器のドーム設置から5日目。二回目の播種分と一回目の分が重なって、2つ発芽しているポットも出てきました。

6.ホーリーバジルの育て方(基本情報)

 去年ホーリーバジルを育てました。その基本情報や事例を紹介します。

(1)種まきの季節

 ホーリーバジルはインドなど熱帯の植物です。発芽には20度以上の気温が必要です。暖かい室内であれば、3月には蒔けるでしょう。

(2)栽培する季節

 熱帯の植物ですから、外で育てる場合には、霜がおりれば枯れてしまいます。しかし、多年草ですので、室内で上手に管理すれば越冬も可能です。(私の場合は、ミニトマトの越冬に場所を譲ってしまいましたので、12月末で撤収しましたが、植物用LEDライトなどがあれば越冬可能と思います。)

(3)土と肥料

 土は一般的な培養土に赤玉土を少々混ぜました。余っていた牛ふん堆肥で土作りしました。牛ふん堆肥は海外で使用された農薬成分(クロピラリド)により、生育障害を起こす可能性があるのですが、バジル類にはあまり影響が無さそうでしたので使いました(新たに買ってまで使う必要はありません)。

 肥料は僅かで良いとの事でしたので、あまりあげませんでした。これは、肥料をあげると害虫が寄りつくためもあります。

7.ホーリーバジルの育て方(実践事例)

(1)害虫と対策

 害虫は、青虫が良く付きます。(肥料を極少なくしましたので、アブラムシ等はあまりつきませんでした。)そこで、外で栽培する場合には100均ショップの大型洗濯ネットを使って防虫対策をしました。特に、若い苗の頃に虫に齧られると成長が難しくなるため、効果的でした。

 大型洗濯ネットの底に、小さな穴を開けます。その穴から苗の根っこ部分を土に埋めます。そうすれば、ネットの底面の下で根っこは下方へと広がっていきます。さらに、ネット底面の上に土を盛ってやって、ネットが風で飛ばないようにします。

(2)室内でも育てた

 また、普通のバジルも青虫が良く付きましたので、数株を室内で育てました。室内で育てた方は、成長が遅い様子でした。もちろん、青虫は付かなかったので、今年は室内で多く栽培しようと思います。(植物用LEDライトも昨冬に購入しました。)

(3)ホーリーバジルの味

 ホーリーバジルは薬草ですので、ちょっと薬臭い感じですね。普通のバジルは香りが鮮烈で美味しいのに比べると、ちょっと意外でした。ただ、今年は新型コロナウイルス対策もありますので、薬草として活躍してもらいます。