ブルーレイレコーダー&TVを高音質化する方法!テレビでステイホーム

 ステイホームで楽しく音楽やテレビを楽しみませんか?ブルーレイレコーダーで録画したTV番組って実は相当高音質です。普通のCDプレーヤーより良い音で楽しめます。新型コロナに勝つために、特別に公開します。ちょっとした工夫で心がウキウキしてストレスが解消され、健康になれます。テレビを見てステイホームを楽しみ、コロナ禍を克服しましょう。(アフィリエイト広告は一切ありません。)

ポイント

  • ケーブル類に静電気除去テープをまく
  • 炭化ケイ素(Silicon Carbide)の紙やすりをのせる
  • 外付けHDDが盲点フェライトコア付きUSBケーブルを使う

 私が今取り組んでいるのは、テレビを良い音で聴く創意工夫です。実は、TV番組は相当良い音質で放送されています。これをちょっと工夫するだけで、CDクオリティの音で楽しめます。

 例えば「薬師丸ひろ子 35周年記念コンサート」の場合、対策をすると音楽のふんわりとした空気感が蘇って「1曲聞くと素晴らしい歌声・音に陶然としてしまい『薬師丸さんに一瞬で恋してしまう』」程です。一方、対策しないと「ああ、薬師丸さんて歌が上手いな」という程度で感動は味わえません。「音楽が奏でられている」というよりも「音がしている」印象で、感動もしなければ大して楽しくもありません。

良い音を聞いて楽しみステイホーム:新型コロナに負けない工夫シリーズ】以下の記事もご参照ください。音楽を楽しんでストレス解消、健康になりましょう。

最新情報ポストコロナ価値共創人事戦略|新三方よしで業績向上と人材育成・活性化を両立」新内閣の「新しい資本主義」に対応した最新ノウハウです。ダブル・モチベーションと支援ツール群で成果を上げます。ポストコロナ、「新しい資本主義」(ステークホルダー資本主義)の成長戦略に最適です。「顧客・社会により良い価値を提供する」視点と「ダブル・モチベーション手法と実践ツール群」で支援しエンゲージメントを高めます。

1.ケーブル類に静電気除去テープをまく

 電源ケーブル、HDMIケーブル、USBケーブルに静電気除去テープをまくのが基本あり、ファーストステップです。高価なオーディオ用電源ケーブルを買う事を考えたら、安い投資です。(静電気対策の為に行っています。)

 電源ケーブルには、フェライトコアやファインメットシートをまいても良いです。(HDMIケーブルとUSBケーブルの場合も、フェライトコアやファインメットシートをまいても良いですが、やりすぎるとある周波数の音が減衰する可能性もありますので、トライアンドエラーで試します。大抵大丈夫です。)

ホームページ内の次の記事を参照してください。
iPhoneやUSBメモリーの高音質再生方法

2.炭化ケイ素(Silicon Carbide)の紙やすりをのせる

 これは電磁波ノイズ対策の為に行います。

(1)ファインメットシートや旭化成「パルシャット」

 本当は、ファインメットシートや旭化成の「パルシャット」(PULSHUT)が最良です。しかし、なかなかに高価ですし、なかなか街で売っていません。ファインメットシートはアークス様で通販が可能です。

(2)炭化ケイ素のサンドペーパー

 そこで、次善の策として「炭化ケイ素(Silicon Carbide)の紙やすり」を使います。これは、100円ショップにも売っています。ただし、ちゃんと成分を確かめてください。普通の紙やすりでは効果がありません。粒が大きいサンドペーパーが効果的なようです(番手のナンバーが小さい方が良いです。)

 このサンドペーパーをブルーレイレコーダーの上に乗せます。電源ケーブルを挿すあたりの上に乗せるのが効果的です(電源から電磁波が出ているからです)。下に敷いてはいけません。ブルーレイレコーダーの下には通気口が開いている為、それを塞いでしまうと故障に繋がります。もちろん、ブルーレイレコーダーの上であってもあまりに大量に載せたりして通風性がわるくならないように配慮してください。

(3)サンドペーパーを二枚ホチキスでとめる

 炭化ケイ素のサンドペーパーを二枚ホチキスでとめると効果倍増します。特に、サンドペーパーは周囲を削ってしまうリスクがありますから、削る面(ざらざらした面)を内側にして、ホチキスでとめましょう。これで精神的に相当楽になります。いろいろな場所に気軽に設置できるようになります。

3.外付けHDDが盲点!フェライトコア付きUSBケーブルを使う

 これが案外盲点でした!外付けHDDをつないだら、急に音が悪くなって発見しました。フェライトコア付きUSBケーブルなど安いものですから、ぜひ使いましょう。

 ただし、これは内蔵ハードディスクへのノイズ伝播を防ぐ効果です。(外付けHDDについているスイッチング電源から発生するノイズ対策の為に行っています。USBケーブルを伝わってブルーレイレコーダー本体の性能を悪化させます。)

 具体的なフェライトコア付きUSBケーブルの例は次の通りです。

  • エレコム:DH-AB2Fシリーズ(テレビと外付けHDDを接続し、録画・再生ができるUSB VIDEOケーブル、USB2.0)テレビと外付けHDDを接続する用途に特化した品とのアピールです。多分、ノイズの周波数など工夫してるはず。
  • エレコム:USB2-FSシリーズ(フェライトコアをケーブルに内蔵。電磁シールド効果で、外来ノイズを強力に防御。電気特性も従来のフェライトコアを2つつけるよりも高性能で安価。USB2.0)
  • エレコム:U2C-BFBKシリーズ(USB2.0)
  • エレコム:USB3-BFBKシリーズ(USB3.0)

 外付けHDDの中のデータに関しては、フェライトコアを付けることが最良の対策ではない可能性もあります。オーディオマニアの方は、USBケーブルにはフェライトコアを付けない方が多いからです。ここらへんは、トライアンドエラーで試してみるしかありません。私が試した範囲では、悪い影響はほとんどありませんでした。(ただし、オーディオマニアの耳で聴くとちがうのかもしれません。)

4.普及型のブルーレイレコーダーが非常に良い音に改良された

(1)ハイエンド機の場合

 私は音楽を聞く為には、BDZ-AX2700Tという(古い)ハイエンド機を使っています。様々なノイズ対策、ジッター対策、高音質化技術の採用(ハーモニクスイコライザー等)がされていて、非常に良い音です。

 電源ケーブルに静電気除去テープをまく対策をするだけで、CDプレーヤーよりも良い音を出します。音楽の繊細でふんわりとした空気感が蘇ります。映画『この世界の片隅に』を見ると(聴くと)素晴らしい音響設計、コトリンゴさんの素晴らしい歌声に感動します。没入感が高まり、映画が総合芸術であることを再認識できます。主人公のセリフが始まり、背景の自然の音、カモメの声、船頭さんが主人公にかける声で物語の始まりが素晴らしい感動で迫ってきます。やがて讃美歌が流れ、うっとり。しばらくすると、コトリンゴさんの「悲しくてやりきれない」がかかり、映画のあらすじが見える気がします。

 「薬師丸ひろ子 35周年記念コンサート」を1曲聞くと素晴らしい歌声・音に陶然としてしまい『薬師丸さんに一瞬で恋してしまう』程です。ちなみに、私は薬師丸ひろ子さんのファンではありませんでした。BDZ-AX2700Tで歌を聞いてから大ファンになりました。他の音楽番組も同様に、素晴らしい音質で聴けます。心がウキウキとしたり、晴々としたりしてストレスが消えていきます。つまり、健康にもとても良いです。

(2)普及機の場合

 一方、普及機の場合は、余程の対策をしないと「音楽が奏でられている」というよりも「音がしている」印象で、感動もしなければ大して楽しくもありません。今回テストしたBDZ-SKP75はスカパープレミアムのチューナーを内蔵している珍しい機種ですが、音質は普及機レベルです(不満は無いけれど、音楽を楽しむ程ではない)。

 しかし、これも上述の対策を施すことで、非常に良い音に改善されました。無理してハイエンド機を買う必要が薄くなったかもしれません。

 ちなみに、音声は光デジタルケーブルでAVアンプにつないでいます(映像はHDMIケーブル)。高価ですがコストに見合った性能を持つ石英ケーブルです。オーディオに凝っていた頃に買ったものです。今となってはちょっと高いですが、ブルーレイレコーダーの普及機には同軸デジタルケーブルの音声出力端子が付いていないためしかたありません。石英ケーブルは光の乱反射を防ぐような効果があるそうです。通常のものはプラスチックファイバーですが、「グラスファイバー製光ケーブル」も同様な効果があるそうです。AUDIOTRAK Glass Black2plusなどが有名です。他にも「ハイレゾ対応」の光ケーブルも良いらしいです。

 普及機でもHDMI接続で音を聞きましたが、良い音です。比較すれば、今回の場合は光デジタルケーブルの方が良い音かもしれません。後述する環境のため、光デジタルケーブルだとアンプのノイズ対策機能が働くからです。

(普及機の場合はHDMIの出力が1個だけ付いています。一方、ハイエンド機は音声出力HDMIと映像出力HDMIの2個ついています。それぞれ最適の周波数で出力し、なおかつ信号相互の干渉ノイズを避けるためです。そのため、ハイエンド機は良い音、綺麗な映像が出せると言われています。最近は制御技術も向上した為、昔ほど大差は無いのかもしれません。)

(3)環境について

 今回使ったAVアンプはソニーのTA-DA3600ESです。HDMIケーブルで音を入力すると、アンプ側の高精度クロックで素晴らしい音で再生します。もともと素晴らしい音質ですが、ノイズ対策・電磁波対策・静電気対策を私自身で各種ほどこしています。←ピュア・オーディオのアンプレベルになっていると感じます。

 また、ブルーレイレコーダーとアンプには、ノイズカットトランス(アイソレーショントランス)を2系統(音の出力側とアンプ側)に分けて使っています。スピーカーはちょっと古い2ウエイ、密閉型(強固な金属ボディ)です(コンデンサー交換などレストア済み)。サブウーファー使用。スピーカーケーブルは謎のプレナムケーブルに静電気除去テープを貼っています。

 したがって、音質改善対策をした場合、その効果を非常に敏感に感じられる環境にあります。(例えば、テレビの内蔵スピーカーから再生されている方の場合は、この記事の改善効果が解らない場合もありえます。)

(4)ブルーレイレコーダーとの接続方法

 ブルーレイレコーダーとの接続方法によって、若干音質に差が出ます。

  • HDMIケーブルで接続する場合:ソニーのブルーレイレコーダーの場合は、テレビ放送のAAC音声が、ブルーレイレコーダー内部でLPCMに変換されて出力されます。BDZ-AX2700Tの場合だと「ハーモニクスイコライザー」という機能が働いて美音になります。BDZ-SKP75の場合だとハーモニクスイコライザーが無いので、芯のある音、カッチリした印象の音になります。
    (注:HDMIケーブルの品質も非常に重要です。できれば、ソニーかパナソニックの最上級品を使うと良いでしょう。ソニー プレミアムHDMIケーブル 1.0m DLC-HX10XF
    パナソニック HDMIケーブル RP-CHKX10-K等です。私は中古で1万円程度のHDMIケーブルを選びぬいて使っています。ケーブル類は上を見ればきりがありません。)
  • 光デジタルケーブルで接続する場合:テレビ放送のAAC音声が、ストレートに出力されます。アンプのTA-DA3600ESは、AAC音声に対してはDLLというノイズカット機能が働き、柔らかい美音になります。これは同軸デジタルケーブルで接続する場合も同様に働きます。DLLは古いCD音源にも働くそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です