このカテゴリーは、イノベーション・創造性を高める人事マネジメントについて紹介しています。結局、イノベーションを起こすのは人・チーム（組織）です。優れた価値・新たな顧客を創造するのもまた人・チームなのです。その意味で、社員を動機づけ、組織活性化しチームワークを高める方法はイノベーション・創造性に直結します。
　ポスト成果主義が集中すべきはイノベーションであり、優れた価値・新たな顧客の創造なのです。中小企業も、優れた価値・新たな顧客を創造しなくては発展することは出来ません。

　このカテゴリーでは、身近にあるイノベーション企業のトヨタとAppleにイノベーションのシンボルになっていただき、「イノベーションとポスト成果主義（人事制度）」の関係を探求していきます（事例研究）。

　トヨタ・プリウスやスバル１０００のように優れた製品、価値あるサービスを創り出せる素晴らしい会社が日本に満ちあふれ、日本の産業界が末永く発展できるように精一杯支援したいと願っております。

写真の出典：トヨタ自動車株式会社　　写真の出典：Apple Inc.、Next Software, Inc.

　イノベーションや真の顧客志向を実践するには、目に見えない潜在ニーズを創造する必要がありますが、その創造の軸になるのが①社会貢献マインド、②次世代貢献マインドの評価軸です（価値観の軸）。
■トヨタ・プリウスを３つの軸で評価したイメージ図（クリックで拡大します）
写真の出典：トヨタ自動車株式会社

　また、イノベーションに社員一人ひとりのやる気とチームワークが必要不可欠です。したがって、イノベーションとやる気（モチベーション）は密接に結びついています。
　①社会貢献マインド、②次世代貢献マインドの２つが、ハイリスクをものともせずイノベーションを生む原動力「本気のやる気」となります。