AVアンプのUSB端子にiPhoneやUSBメモリーを挿したら良い音が聞けるんじゃないか?しかし、実際にやってみると、あまり気分が良くなりません。それは様々なノイズを拾ってしまうからです。気軽に手軽に素晴らしい音楽を楽しむための対策を具体的に紹介します。廉価で簡単に実施できます。良い音楽はストレスを減らし体調が良くなり、良く眠れます。そうすれば免疫力も自然に高まり、新型コロナに負けない健康体になれるのではないでしょうか?新型コロナウイルスに勝ちたい!その願いを込めて、急遽公開します。

 USB延長ケーブルを使うところが秘訣です。そこにノイズ対策を各種ほどこします。高価な機器を買ったり、ハイレゾファイルを勧めたりする内容ではありません。元に戻せない改造もしませんし、必要な工具はハサミ程度です。(アフィリエイト広告は一切ありません。)

Contents

1.概要(iPhoneやUSBメモリーをアンプとスピーカーで高音質に再生する方法)

 AVアンプのUSB端子にiPhoneやUSBメモリーを挿す場合、様々な高音質化対策を行えば、とても高音質で音楽が楽しめます。

 繊細で実存感のある、クリア―で鮮度の高い音になります。高音はキツさがとれ、低音が沢山でるようになります。CDクオリティを超える超高音質も可能です(澄みきった音になります)。

 AVアンプからiPhoneやUSBメモリーに伝わってしまう音質劣化の原因を遮断すると悪さが消えて、高音質で楽しめます。具体的には、①ノイズ、②静電気、③電磁波、を遮断します。

 まず、USB延長ケーブルを用意します。そして、USB延長ケーブルのアンプ接続側に次のような対策をします。

  • ①ノイズ対策には、フェライトコア(磁石)をつけます。
  • ②静電気対策には、除電テープ(静電気除去テープ)を両端に貼ります。
  • ③電磁波対策には、ファインメットシートを巻きつけます。(上級編)

※一つの対策には複数の効果があります。(例えば、フェライトコアはノイズ対策と電磁波対策に効き目があります。)

2.用意するもの

(1)AVアンプ(前提条件)

 USB端子の付いているAVアンプが前提条件になります。最新のAVアンプでなくても大丈夫です。私のものは、2013年発売の廉価なAVアンプです。(USBメモリーを使う場合は、アップルロスレス圧縮:略称ALACには対応していないレベルです。WAVやMP3、AACには対応しています。)

(2)音楽ファイル(前提条件)

 いつも聞いている音楽です。可能であれば、あまり圧縮していない音楽ファイルが良いです。私の場合は、CDからパソコンのiTunesソフトでWAVフォーマットにすることが多いです。アップルロスレス圧縮:ALACは、USBメモリーを使用する場合には、私のAVアンプでは聞けません。ただし、iPhone本体からコントロールできれば、いつものように聞けると思います(アンプの仕様により違います)。

 MP3フォーマットしかアンプが対応していない場合には、320kbpsのレートでCDから取り込むようにすれば、相当良い音が楽しめます。iTunesでそのようにフォーマットとレートを指定します。

(3)USBメモリー

 普通の品で良いです。余っているものがあるならそれを利用します。可能であれば、LEDライトが付いていないものが良いです(LEDライトはノイズ源になりやすい為)。

(4)iPhone

 古いiPhoneを保存していませんか?電話機能は必要ありませんから、古いものを有効活用しましょう。バッテリーが弱くなっていても、AVアンプのUSB端子から給電されるはずですから大丈夫です。

(5)USB延長ケーブル

 普通の品で良いです。余っているものがあるならそれを利用します。

(6)静電気除去テープ

 入手しやすい静電気除去テープは、①アークスの除電テープと②TRUSCOの静電気除去テープの2つがあります。

  • アークスコアブリッドB除電テープ:幅20mm×長さ1m(660円)
  • TRUSCO(トラスコ) 静電気除去テープ:幅25mm×長さ5m(約1500円)

 それぞれの特徴は次の通りです。

A.アークスの除電テープ

 オーディオファンに定評あり。(静電気を除去する能力は高いけれど)導電性は無い。
(アークスのオンラインショップで売っています。https://www.arcs-shop.com/product/13

B.TRUSCOの静電気除去テープ

 導電性あり(不用意に使うとショートのリスク僅かにあり)、僅かにべたつく。通信販売で比較的廉価に入手しやすい。

(7)フェライトコア(フェライト磁石)

 普通の品で良いです。余っているものがあるならそれを利用します。

(8)ファインメットシート(上級編)

 ファインメットシートは上級編です。これを使うとCDクオリティを超えた音質に改善できます。効果抜群ですが、やや高価です。50cm程買って、数人の友人の方とシェアされると良いです。

(アークスのオンラインショップで売っています。50cm四方で約5000円です。https://www.arcs-shop.com/product/32

ファインメットシートは、各種電子機器のノイズ対策、送電線や配電設備に近接した環境磁気が強い建物の磁気シールド、あるいは地磁気などの外部磁界の影響を低減するためのシールドボックスやシールドルームに好適です。「日立金属HPより」

3.iPhoneの高音質化対策の進め方

(1)除電テープ(静電気除去テープ)とフェライトコア(磁石)でノイズ対策を行う

 私が使う場合は、iPhoneとAVアンプの間隔が広くとれるほうがよかったので、長めのケーブル長になるようにしました。手元でゆったりとiPhoneを操作したかったのです。しかし、そうでない方はUSB延長ケーブルは省略が可能です(後述)。

  • AVアンプのUSB端子に静電気除去テープを貼る
  • USB延長ケーブルに静電気除去テープを貼る(テープを半分に切って、両端に30cm程度)
  • USB延長ケーブルにフェライトコア磁石をつける
  • iPhone接続ケーブルに静電気除去テープを貼る(テープを半分に切って、両端に30cm程度)※下の画像では白い静電気防止テープ(ベタつく為)を貼っていますが、グレーの静電気除去テープを使う方がよいです。
  • USB延長ケーブルの先にiPhone接続ケーブルをつける(終端はiPhone)
  • 小技(iPhoneの裏に導電性アルミテープを貼り静電気除去)
     アルミテープは無理にやらなくても結構です。(アークスの除電テープはベタつかないので、それを貼る方が良いかもしれません。)
  • 白いテープがUSB延長コードなどに貼ってありますが、ベタつくのではがす予定ですから、無視してください。この白いテープには静電気防止機能がありますが、周囲の静電気を除去するほど積極的なものではないようです。帯電しないというレベルと思われます。グレーの静電気除去テープを使う方がよいです。

(2)iPhoneとAVアンプの間隔が狭くて良い場合

 iPhoneとAVアンプの間隔が狭くて良い場合には、上述の方法を省略することが可能です。USB延長ケーブルを使わず、iPhone接続ケーブルだけ使います。(また、後述する上級編のファインメットシート巻き付けもiPhone接続ケーブルに行います。)

  • AVアンプのUSB端子に静電気除去テープを貼る
  • iPhone接続ケーブルに静電気除去テープを貼る(テープを半分に切って、両端に30cm程度)
  • iPhone接続ケーブルにフェライトコア磁石をつける
  • USB延長ケーブルの先にiPhone接続ケーブルをつける(終端はiPhone)

(3)iPhoneにイヤホン端子がある場合(超簡単な方法)

 iPhone7以降イヤホン端子(イヤホンジャック)が廃止されましたが、古いiPhoneを有効活用する主旨ですのでイヤホン端子がある場合の高音質化方法を紹介します。

 イヤホン端子があるiPhoneならアナログケーブル(オーディオ変換ケーブル)を使えます。いわゆる赤白ケーブル(RCAピンケーブル)です。iPhoneのイヤホン端子から音声信号を入力して、それをアンプに伝えるため二股にわけるタイプです。例えば「audio-technicaのオーディオ変換ケーブルAT561A」 (ステレオミニプラグ – RCA ピンプラグ×2)です。1500円程度と安価です。

 もともとiPhoneの音質は優れていましたから、これでも良い音がアンプから出てきます。USB端子にデジタルデータを入力する前述の方法より、優しい音がします(鮮烈さには欠けます)。いつもiPhoneで聞いている音が増幅されて出てきます。それでも、普及価格帯のCDプレーヤーより良い音かもしれません(WAVフォーマットの場合)。

  • iPhoneイヤホン端子からアンプへつなぐアナログケーブル(オーディオ変換ケーブル)を購入する

  • アナログケーブルに静電気除去テープを貼る(テープを半分に切って、両端に30cm程度)
  • アナログケーブルを使ってiPhoneからアンプへつなぐ

 

(3)iPodにも使える方法

 私自身は試していませんが、これらの高音質化の方法はiPodにも使えるはずです。また、同様にiPadにも使えるはずです。

4.USBメモリーの高音質化対策の進め方

(1)除電テープ(静電気除去テープ)とフェライトコア(磁石)でノイズ対策を行う

  • USBメモリーに静電気除去テープを貼る
  • AVアンプのUSB端子に静電気除去テープを貼る
  • USB延長ケーブルに静電気除去テープを貼る(テープを半分に切って、両端に30cm程度)
  • USB延長ケーブルにフェライトコア磁石をつける
  • USB延長ケーブルの先にUSBメモリーをつける

(2)ブルーレイプレーヤーにも使える方法

 これらの高音質化の方法はUSB端子を持つブルーレイプレーヤーの場合にも使えます。グッと音が良くなります。USB端子とUSBメモリーに静電気除去テープをはるだけでも良い音質になります。

 また私自身は試していませんが、同様にネットワークオーディオプレーヤーを使う場合にも有効なはずです。

(3)カ―オーディオにも応用できる方法

 これらの高音質化の方法はUSB端子を持つカーオーディオの場合にも応用できます。USB端子とUSBメモリーに静電気除去テープをはる等です。グッと音が良くなります。

5.超高音質化をめざす上級編

 ファインメットシートはやや高価な為、上級編としました。しかし、効果抜群ですので、友人の方とシェアするなどしてご利用ください。

(1)USB延長ケーブルにファインメットシートを巻く

 ファインメットシートを使うと、CDクオリティ以上の高音質になります。

  • USB延長ケーブルにファインメットシートを巻く(アルミテープで固定します)
  • ファインメットシートの上にフェライトコア磁石をつける

(2)USBメモリーにファインメットシートを直接巻く方法

 試しに、USBメモリーにファインメットシートを直接巻いてみました。その結果はそれなりに良いものでした。音は大変クリア―になりましたが、高音のキツさが多少残りました。はやり、USB延長コードを使って、複数のノイズ対策を組み合わせる方法がベストです。

(3)ファインメットシートは音声系(アナログ音声ケーブル・デジタル音声ケーブル)には使わない方がよさそうです

 ファインメットシートは電源系のケーブル類に効果的です。しかし、効果が強いため、音声信号にはデメリットも生まれそうです。私自身は試していませんが、ファインメットシートは音声系のケーブル類、すなわちアナログ音声ケーブル(スピーカーケーブルやRCAピンケーブル)・デジタル音声ケーブル(同軸ピンケーブル)には使わない方がよさそうです。音に生気が無くなったりするそうです。また、使いすぎも良くありません。(HDMIケーブルにも音声信号が流れていますので、使わない方が良いかもしれません。HDMIケーブルに音声を流さない場合は、画質が良くなるメリットだけ得られる可能性があります。)

 もし使う場合は、外せる状態で試してみてください。(一方、静電気除去テープは静電気を帯びそうな個所には大抵使えて効果があります。私はHDMIケーブルとデジタル音声同軸ケーブルにも静電気除去テープを巻いています。当然ですが、導電性のあるものは、通電している個所にはどちらも使えません。ファインメットシートのはさんである内容物、ファインメットの粉末らしいですが、それには導電性があるようです。)

6.素晴らしい音質になる(期待される効果)

(1)CDプレーヤーを超える高音質になる

 繊細で実存感のある、クリア―で鮮度の高い音になります。高音はキツさがとれ、低音が沢山でるようになります。いつまでも聞いていたい音になります。ボリュームを上げてもうるさく感じません。

 ノイズは普段は感じる事ができません。改良されて初めて、「ああ、ノイズが入っていたんだ」と気付きます。無音の状態で非常に静寂感を感じます。

 ファインメットシートを使うと、CDクオリティを超える超高音質も可能です(WAVフォーマットの場合)。澄みきった音になります。再生が難しい高音域の音も、心地よく聞こえます。例えば、キツく聞こえがちなフルートの高音や女性歌手の超高音を上手に再生してくれますので、大変気持ち良いです。デジタル音源は、「高音がキツイ」などと言われますが、それが無くなります。

 特に、iPhoneの使いなれた優れたインターフェイスで操作できれば最高に楽しいです。

(2)新型コロナウイルスに負けない

 良い音楽はストレスを減らし体調が良くなり、良く眠れます。そうすれば免疫力も自然に高まります。こんな工夫をすれば、新型コロナに負けない健康体になれるのではないでしょうか。

(3)お勧めの音楽

 音楽は人それぞれ好みがありますので、お好きなものを聞かれると良いと思います。参考までに、私がストレス解消に効果的だと思う音楽を下に紹介します。いずれもモーツアルトです。

  • 「ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調」
  • 「フルートとハープのための協奏曲 ハ長調299_第2楽章」
  • 「Divertimento In D K. 136」

7.私の環境について

(1)ノイズ対策など徹底的に実施してます

 私はオーディオマニアというほどではありませんが、各種のノイズ対策などしています。例えば、AVアンプに関しては付属の電源ケーブルに静電気除去テープを巻いています。ファインメットシートとフェライトコアも使っています。スピーカーケーブルにも静電気除去テープを巻いています。

 また、ノイズカットトランスも使用しています(アンプに使うとパワー感が無くなるデメリットもあるそうですがメリットが上回りました)。AVアンプを置く場所には、下に人工大理石の薄い板を敷いています。廉価なAVアンプですので、アンプの足(インシュレーター)が弱いため、石英のインシュレーターを使っています。

 つまり、相当程度ノイズを削減した環境にあります。それゆえ、音質改善の効果が解りやすいと言えます。

 また、私のAVアンプは定価数万円の古くて廉価な物です(数年前の高級機種の技術・機能が廉価版に逐次採用されますので、コストパフォーマンスが素晴らしいアンプとも言いかえられます)。サラウンド機能にはこだわらず、いつもは2.1ch(フロント左右+サブウーファー)で聞いています。昔のCDプレーヤーよりはDACの性能は上かもしれません。

本体前面にはUSB type A端子を用意。ウォークマンやiPhone/iPod/iPod touchなどのDAP、USBメモリやHDDを接続し、保存した音楽ファイルを楽しめる。対応フォーマットはMP3/AAC/WMA、WAV/FLAC(USB type A端子の場合は192kHz/24bitまで対応)。

(2)テレビの音楽番組が素晴らしい音で再生できます(自分でビックリ)

 私の廉価なAVアンプでも、上述の対策をすると素晴らしい音になります。CDプレーヤーとAVアンプを同軸デジタルケーブルでつなぐと、良い音で再生してくれます(高精度クロック付きのCDプレーヤーなので素晴らしい音です)。また、ブルーレイレコーダーとAVアンプを同軸デジタルケーブル(もしくはHDMIケーブル)でつなぐと、びっくりするほど良い音を奏でてくれます(ブルーレイレコーダーにもAVアンプ同様の各種ノイズ対策実施済み)。テレビの音楽番組の女性ボーカルなどは、うっとりする美声です。正直言って、テレビ放送を見なおしました。テレビの音声品質(2chで251Kbpsから144Kbps程度)はCD(1,411Kbps)よりもはるかに劣るはずですので、「それならUSBメモリーでも、もっと良い音が再生できるんじゃないか?できないのは何か音質阻害要因が隠れているからでは?」と思ったのが、今回の改善対策実施のきっかけです。

(3)オマケ機能?のUSB端子からの音を改善した

 高級品のAVアンプをお使いの場合にはノイズ対策が徹底さているために、上述の対策をしなくても素晴らしい音質で聞ける場合があります。しかし、私の廉価なAVアンプに対して「様々な映像機器、音響機器をつないでサラウンドさせた上に、さらにUSB端子に挿したUSBメモリーを素晴らしい音質で再生しなさい」というのは、無理な要求と考えるのが一般的でしょう(「廉価なAVアンプに満点を求めても無理じゃないか」というのが私見です)。

 また、ブルーレイプレーヤーにUSBメモリーを挿すと、それなりの音質で楽しめます。しかし、一般的には上述の改善した結果よりは劣ることが多いです。超高級機やチューニングしたプレーヤーは全く別です。

 これらの記事は、オーディオマニアの皆様向けではありません。曖昧な記述がありましたならばお許しください。

 新型コロナなどに負けず、心豊かに暮らしましょう!頑張りすぎず、お健やかに。