新型コロナCOVID-19倦怠感対策にビタミンB1+ネギ・ニンニク・ニラ(アリシン)タイムリリースB
新型コロナCOVID-19の倦怠感対策にビタミンB1+ネギ・ニンニク・ニラ(アリシン)が良く効きます。もしくは、タイムリリース(徐放性)型のビタミンB群サプリメントも良いです。また、活性型B1としてアリナミンAもあります。朝起きるのが辛い方の場合は、寝ている間に水溶性のビタミンB1が不足して体の疲れが回復していない可能性があります。健康な時ならなんでもなかったのに?病気の時は、健康な時よりも大量にビタミンなどの栄養素が必要です。知人が夕食にネギラーメンを食べたら、朝の目覚めがとてもよかったという体験を教えてくれたので、その体験をまとめました。効きすぎる場合もあるので注意事項もあります。
皆様が健康で過ごされますよう祈っております。
(アフィリエイト広告は一切ありません)
目次
1.新型コロナの倦怠感にビタミンB1
新型コロナウイルス感染症は、様々な臓器に取り付き悪さをします。最近は、新型コロナウイルスは全身症状であることが解ってきました。
発熱している時は、まさに病院へ行くべきタイミングですので私の領分ではありません。では、熱が下がった後など、ちょっと倦怠感を感じている方も多いのではないでしょうか?そういった時に試してみてください。
(1)お勧めの方法1:ネギラーメン(ニンニク、ニラ等の入った料理)とビタミンB1
夕食にネギラーメンやニンニク・ニラの入った料理を食べます。ビタミンB1は食事からとるか、サプリメントなら1.4 mg程度でよいでしょう(一日の推奨量は1.4 mg程度と言われてきました)。これで、ネギやニンニク・ニラに含まれるアリシンの働きで、ビタミンB1が活性型に変わります。活性型になることで吸収されやすくなり、かつ長時間効果が続くので、寝ている間に疲れた体を修復してくれます。
日本にはアリナミンAという素晴らしい商品もあります。活性型ビタミンB1の錠剤です。
(2)お勧めの方法2:タイムリリース(徐放性)型のビタミンB群サプリメント
例えば、「Nature’s Bounty, B-Complex、Time Released(徐放性)、コーティング錠剤」というものが通販で買えます。こちらは、時間をかけて吸収されるので、水溶性のビタミンB1が一晩中効能を発揮するという仕組みで働きます。ビタミンB1の量は、5 mg程度と案外少ないですがちょうどよい感じで効きます。
タイムリリース型のために水溶性のビタミンが長く働くという仕組みですので、無理にネギやニンニクを一緒に食べる必要はありません。
(3)注意事項:大量摂取すると不眠など
普通に売っているビタミンB1のサプリメントは量が多いです。これに、ネギやニンニクなどを加えると、大量の活性型ビタミンB1が生成される可能性があります。そうすると、元気になり過ぎて目が冴えてしまい眠れなくなることもありますので、ご注意ください。人それぞれ、体調や体の大きさが違いますので、トライアンドエラーで最適な量を見つけてください。少なめから始めるとよいでしょう。
一般的に、ビタミン剤は含有量が多めです。量が多いB1錠剤をネギやニンニクと一緒に食べる場合は、割って一回のB1の摂取量を減らすと良いと思います。
2.伝統的な日本食が素晴らしい
伝統的な日本食が素晴らしいと思います。例えば、ワカメの味噌汁、玉葱の味噌汁に焼海苔に納豆、漬物(発酵食品)の朝食など。また、高リスクな感染症対策には多量の栄養素が必要になりますので、廉価なサプリメントを上手に活用するのが現実的です。
皆様が健康で過ごされますよう祈っております。
(1)一覧表にして見ると良く解る「伝統的な日本食の素晴らしさ」
以前のものに比べ、予防と治療の量を分けて記載しましたので「過剰摂取」のリスクが低くなりました。特に脂溶性のものは過剰摂取注意。マルチビタミン・ミネラル接種時の重複注意(高価な品には十分な量が入ってることが多いです)。
3.新型コロナウイルスに効く栄養素と食品
※テキストバージョン
メモ:新型コロナウイルスに効く栄養素と食品 | Ver.2.01 | |||
栄養素 | 食品の例 | 効く理由 | 予防 | 治療 |
ビタミンA | 緑黄色野菜、レバー | 免疫力を高める | 5,000 IU/日 | 20,000 IU/日 |
ビタミンC | 不足する事が多いのでサプリメント活用考慮(※過剰摂取注意)。マルチビタミン・ミネラル接種時の重複注意。 | 免疫力を高める | 500mg×2回 | 500mg×3回 |
ビタミンD3 | 免疫力を高める | 日光浴、1,000–3,000 IU/日 | 5,000 IU/日 | |
亜鉛 | 重症化リスク低減 | 30から40 mg日 | 100 mg/日 | |
ケルセチン | たまねぎやブロッコリー、リンゴ、緑茶等 | 亜鉛イオノフォア:亜鉛の吸収を良くする。亜鉛単独では弱い(吸収率が約30%と低い) | 250 mg/日 | 250 mg を1日2回 |
EGCg :緑茶カテキン | のどのウィルス不活性化効果もあり | |||
ビタミンB1+アリシン | ネギ・ニンニク・ニラ | ビタミンB1をアリシンが活性型に変えて、長く効能が続く。 | 適量。多すぎると目が冴えて眠れない事もある。 | |
フコイダン | もずく、ワカメ、昆布、ヒジキ等の褐藻類 | サイトカインストーム(免疫活動の暴走)抑制 | ヨード等も含む | |
マルチビタミン・マルチミネラル | バランスの良い日本食が基本 | 栄養が欠乏していない事が前提条件として重要 | サプリで補うのが現実的 | |
乳酸菌 | 無糖ヨーグルト、発酵食品、ヤクルト等 | 腸内環境を整えると免疫力が高まる | ||
水溶性食物繊維 | オリゴ糖、海藻類、根菜類、大麦、納豆 | レジスタントスターチ | 乳酸菌などのエサとなる | |
(優れた発酵食品) | 納豆 | 腸内環境に良い。5-ALAを含む | ||
(優れた発酵食品) | 大豆味噌 | 高血圧防止ペプチドを産生 | ワカメ、玉葱の味噌汁等 | |
タンパク質 | プロテイン | 代謝が良くなり体力増強→免疫力が高まる | 食前に飲み血糖値急上昇を抑える | |
アミノ酸 | BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシンの3つのアミノ酸) | 倦怠感対策に良い。 | 3g×2回/日程度。袋詰めは安い。スティック型は便利。 | |
栄養補助食品 | ニンニク、油性魚(フィッシュオイル錠剤)、クランベリージュース、ブロッコリースプラウト、アブラナ科野菜 | |||
5-ALA | 甘酒,バナナ,納豆,黒酢,タコ,イカ | 細胞の活性を上げる。体内でウイルスが増殖するのを防ぐ。安眠に繋がるから免疫力向上。 | 長崎大研究中。探すと安いサプリもある。 | |
ラムナン硫酸 | アオサ、アオノリ(ヒトエグサ) | コロナウイルス増殖抑制作用(抗体を増やす) | 中部大学研究中 | |
クルクミン (ウコン) | サプリメント活用考慮 | 抗酸化作用、抗炎症作用 | 500 mgを1日2回 |
4.免疫力を高めるちょっとした工夫
(1)アオサ海苔ふりかけを自作する
海苔のたっぷり入ったふりかけって、案外売っていません。そこで、次のように工夫します。
(本かつおふりかけ58g、アオサ:青さ粉35gを入れた自作アオノリフリカケ)
- 市販のふりかけ(例:かつおフリカケ)
- 市販のアオサ(例:100円ショップのものでも十分)
- フリカケの中にアオサを大量に入れます(多すぎるくらい:ねらいはアオサの摂食)
- 塩分の少なめな、アオサの風味を味わえるフリカケができます(右上画像参照)