人事改善-成果主義改革に役立つ情報が知りたい!『超・成果主義』はじめに
良かれと思って最新の人事制度を導入しても、逆に社員のやる気・チームワークが低下し組織が沈滞したり、人材育成ができなくなったり、お困りの方も多いと思います。日本経済が発展し豊かになったからこそ、物事が複雑化して人事管理が難しくなっています。
このホームページは、そんなお悩みをお持ちの方のお役に立ちます。このホームページを一言で言えば、「会社を良くする人事」(会社を成長・発展させる人事=中長期的業績を向上させる人事)を創るための情報・知恵が沢山あるWebサイトです。
(下のチャート図はクリックすると読みやすく拡大できます)
最新刊発売中!『ちょっとズレてる部下ほど戦力になる!』日本経済新聞出版社刊。若手社員の後輩・部下がいる方へ、忙しい貴方の為に①手軽に実践できるノウハウを集め②読みやすく工夫した③若手育成・職場活性化の本です。目次だけでも読んでみてください。→目次詳細(日本経済新聞出版社のサイトへリンクします)
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■こんなことで困っていませんか?
皆様から頻繁にお聞きするのは、次のような言葉です。
- 成果主義を入れたが、逆に社員のやる気が低下した。チームワークが悪化し組織が沈滞化してしまった。
- 人材育成ができなくなってしまった。
- 皆が目先の目標達成にしか努力しなくなった。業績目標を達成したつもりでも、上辺だけの数値あわせになってしまっている。このままでは、中期的には衰退しそうである(会社が成長・発展できない)。
□人事管理の難しさが急激に増した要因
人事管理の難しさ(お悩み)が急激に増したのは、主に次の3点が理由です。
- 経営環境が高度化して、難しい仕事、質の高い成果(イノベーションや顧客の創造)を求められるようになった。(全人的な能力、高度なチームワーク、組織のハイ・パフォーマンスを求められます。)
- 日本人が豊かになり、成熟して高度な欲求(やる気の源泉)を持つようになった。(我々が日々感じる経済的欲求よりも、高度な動機づけ施策が求められます。)
- 上のように環境が変化したにもかかわらず、今使っている人事管理・人事制度の基本的な考え方が古すぎる。(在庫をランク付けし悪い物は破棄する「在庫管理」と同じ程度の古さ。)
○どうしたらよいでしょうか?その方向性は
では、そのお困りの状況を打開するためには、どうしたらよいでしょうか?一言で言えば、なぜ難しくなったのかきちんと把握し、対策を取ることです。いわば、「なぜ五回を繰り返し問題の源流を辿る:本質的な問題解決」を行ないます。
- 人事管理・人事制度の目的を「会社を発展させる」(中長期的業績を向上する)ことに絞る。会社を中長期的に発展させよう、と考えると、自然に全体最適化(様々な事柄を総合的に最適化する視点に立つ)ができるようになります。(例えば、最新の人事考課制度を導入するのは手段であって目的ではありません。)
- 経営環境の変化に対応して、「何が大切な働き・成果(付加価値を生む労働、儲けを生むポイント)なのか?」、「社員に何をして欲しいのか?」を考えます。(言われたことをきちんと効率よく行なうだけでなく、人材育成、技能・ノウハウの移転や組織活性化等。新しい顧客・ニーズの開拓、そのための創造性・イノベーションの発揮などが求められる等。)
- 労働環境の変化、すなわち社会の成熟化、社員の欲求(やる気の源泉)の高度化に対応して、それにふさわしい人事管理・人事制度の基本的考え方を確立します。(一言で言えば、人事革新。)
●ホームページをこのようにお役に立てください
このホームページを次のようにお役に立てください。
- 人事管理・人事制度の目的は「会社を成長・発展させる」(中長期的業績を向上する)ことだと、お考えください。「貴方の会社を良くする」(会社を発展させる、中長期的業績を高める)以外の目的は、手段に過ぎません。(手段に囚われると、部分最適化し最終目的にたどり着けません。)
- 労働環境の変化、すなわち社会の成熟化、社員の欲求(やる気の源泉)の高度化が、人事管理・人事制度にどういう影響を与えるか、このホームページの情報を読んでみてください。(「今の若い者達は……」と言わずに、何を考えているのか知ろうとしてください。)
- 貴方の会社にとって、「何が大切な働き・成果(付加価値を生む労働、儲けを生むポイント)なのか?」、「社員に何をして欲しいのか?」考えてください(会社によって少々違います)。「言われたことをきちんと効率よく行なう」だけでよければ、古い人事管理・人事制度(能力主義)でも十分かもしれません。(普通の成果主義はかえって不適切です。)
- 「人材育成、技能・ノウハウの移転や組織活性化等。新しい顧客・ニーズの開拓、そのための創造性・イノベーションの発揮などが求められる等。」を社員に期待するなら、そのような高度な「働き」(高度な労働の成果)を得るにふさわしい、最新の人事管理・人事戦略の基本的考え方や方法・ノウハウを知るために、このホームページの情報をご一読ください。
- まずはシンプルに「素晴らしい会社になりたい」と思ってください。(「素晴らしい人事制度を作りたい」ではありません。)そして、このホームページのこの個所をお読みください。
- 貴社の問題発見のために、このホームページの問題解決的知恵の詰まったチャート図を印刷して、「これは我が社に当てはまる、それは当てはまらない」とチェックしてみるのも簡単で効果的です。その際にはこのページが参考になります。